チャプター 9

マーカス視点

太陽が山の稜線からようやく顔を出したばかりのころ、俺はシルバー・パックの中央集会場を見下ろすバルコニーに立っていた。

朝の気配はまだ柔らかな毛布のように地面へ低く張りつき、居住区の一帯をどこか幽玄に光らせている。眼下ではすでに仲間たちが集まり始めていた。突然の総会招集に、好奇心を煽られたのだろう。

心臓が打っていた。ここ数か月で、これほど強く脈打つのは初めてだった。今日は変化の日だ。希望の日だ。そして――口にするのもはばかられるほど、俺が長く待ち焦がれてきた日だ。

背後で、カミラがアーチの陰に静かに佇んでいた。月光のようにきらめく銀と白のローブをまとい、髪は背中へさらりと...

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